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2級土木施工管理技士は ” 意外と難しい ” !?勉強嫌いはやめておけ!
2級土木施工管理技士は ” 意外と難しい ” !?勉強嫌いはやめておけ!
今回解説するのは「2級土木施工管理技士」について!
「難易度はどのくらい?」
「受験資格は?」
「どんな勉強したらいいの?」
そんな疑問をすべて解決!
どのくらい大変なの?と受検を迷っている人や、具体的な勉強計画に悩んでいる人も要チェック!
施工管理の国家資格やな!
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2級土木施工管理技士って難しい?
どのくらい勉強すればいいの?
2級土木施工管理技士の難易度は?
2級土木施工管理技士を受検しようと思ったときにまず気になるのは合格率ですよね。
令和4年度の合格率は、以下のようになっています。
2級土木施工管理技士
【合格率】
一次検定65.3% 二次検定37.9%
一次検定であれば5人に3人は受かっている割合です。
二次検定は難易度がグッとあがるため、合格率も低くなっています。
また、2級土木施工管理技士は建築系の会社であれば必須で受検させるところもあるため、
意欲的に勉強して取得している人の合格率は
さらに高いと言えるでしょう。
本気で勉強してたら受かりやすいんやな!
どんな試験?
2級土木施工管理技士の一次検定はマークシート方式の筆記試験、二次検定は記述式の試験となっています。
一次検定は17歳以上であれば誰でも受検できるため高校生でも受検ができる資格です。
資格検定というと、一次二次どちらも合格しなければいけないというイメージがあるかもしれませんが、
2級土木施工管理技士は一次検定に合格した時点で、2級土木施工管理技士補という資格を手にすることができます。
一方で二次検定は土木業務の実務経験年数が受検資格として定められています。
学歴と学科によって期間に違いがあるため、自分の当てはまるものをよく確認する必要があります。
一次検定に一度合格すれば、二次検定をいつ何度受けても一次検定は免除になります。
合格に必要な勉強時間はどのくらい?
2級土木施工管理技士の資格取得に必要な勉強期間は、2か月~最長で4年半になります。
4年半、と言われるとびっくりしますよね。
でも安心してください。実はこれは単なる勉強時間ではなく、「ある決められた期間」のことなんです。
資格のための勉強時間はおよそ100~300時間ほど。2か月~半年程度、毎日1,2時間勉強していれば合格できる計算です。
【難易度別】一次検定勉強時間の目安 | ||
未経験 | 200~300時間 | 3か月~半年 |
現場初心者 | 150~200時間 | 2か月~3か月 |
学校卒業生 | 50~100時間 | 1か月前後 |
未経験 200~300時間
もし今あなたが建築の仕事を目指していて、0から資格取得を目指しているのであれば3か月~半年ほど勉強期間を設けるのが平均的です。
一次検定はマークシート方式の筆記試験で、必須の知識を問われる試験なので
未経験であっても過去問やテキストをじっくりと解けば十分、合格を目指すことができます。
ただし、この場合注意が必要なのは、現時点で受検できるのは一次検定のみだということ。
二次検定は現場の実務経験を1年半~最長4年半積む必要があるからです。
これが、先ほどお話した「ある期間」のこと。そのため、二次検定を受けるまでには
一定期間現場の実務に専念し、受検期間が空いてしまうことになります。
ですが未経験で一次検定に合格した場合のメリットもあります。
それは、現場の仕事に取り組み始めてからは二次検定対策に集中できるようになるということ。
一次検定も問題量が多く対策には時間を要するため、タイミングを分けて受検できるのは効率を考えると大きなメリットだと言えるでしょう。
現場初心者 150~200時間
今現場での実務がスタートしていて、基礎知識を身に着けるために
2級土木施工管理技士の資格を目指している人や、
二次検定を受けられるようになる前に一次検定に合格しておきたいという人の勉強期間は
2か月から3か月ほどが一般的です。
業務に取り組む中で身につく知識や実践できる知識もあるため、
勉強することが身に付きやすく合格への可能性も高いといえるでしょう。
ただ、現場の仕事をしながら勉強時間を確保するハードルが高く感じる人もいるかもしれません。
無理のないスケジュールを組むことと、自分の苦手分野を分析することで効率よく勉強することが大切です。
学校卒業生 50~100時間
高校や大学が土木や建築の学科で勉強をしてきたという人であれば、知識の習得よりも演習に時間を割く場合がほとんどです。
また、自分の苦手分野の強化など、基礎の土台があるうえで資格対策として勉強をすることになるでしょう。
さらに指定学科を卒業している場合は、二次検定も最短1年~最長でも3年で受検できるようになります。
すでに二次検定の受験資格を満たしている場合には、同時に受検することも可能です。
その場合、二次検定対策の時間がおよそ50時間ほどがプラスになってきます。
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一次検定と二次検定、対策の違いは?
【勉強時間の目安】
一次検定 50~300時間
二次検定 50~100時間
一次検定
さきほどもお話しした通り一次検定の試験勉強時間は経験や環境によって変わってくるため、時間の幅が大きく開いています。
試験はマークシート方式。
基礎的な知識を問われる傾向が強いため、問題は過去問と似たものが出題されがち。
「あてはまるもの」と「あてはまらないもの」など、ケアレスミスをしがちな問題もあるため、
過去問を解説まで読み込んで対策するのが合格への近道。
分野ごとに合格点も決まっているため、苦手分野を最低限カバーすることも忘れずに。
また、計算問題などもあり問題数も多いため、得意分野の解答スピードを上げたり
時間配分を意識して過去問を解くなどの対策も必須。
二次検定
二次検定はすべて記述式の出題。
過去問と似たものが出る分野がある一方で、実務経験をもとに課されたテーマで文章を書くなど、過去問では対処しにくい問題も。
文章を書くコツや自分の経験を整理しておくと良いでしょう。
初めて2級土木施工管理技士の試験を受ける際に、二次検定の受験資格を満たしていれば一次検定と二次検定は同時に受検することができます。
※同日に一次二次検定が開催される場合
同時受検の際はもし一次検定の点数が合格基準を満たしていない場合は
二次検定は採点されず不合格となります。
同時受検を予定している場合は難易度の高い二次検定の対策に時間をかけてしまいがちではありますが、
一次検定も確実に合格できるよう、計画的な取り組みが必要になってきます。
せっかく受けたのに採点されへんの悲しすぎるわ
勉強期間はどのくらい必要?
「勉強に必要な時間は分かったけど、
どのくらい前から始めればいいの?」
「今から対策して、次の開催日に
合格できそうかな?」
受検しようと思ったときに対策にどのくらい期間を費やせばいいか気になる人も多いはず。
では先程の勉強に必要な時間を日数に置き換えるとどうなるのか、みていきましょう。
勉強に必要な期間は?
まずは、平日、休日にそれぞれ自分がどのくらい勉強に時間を割けるのか考えてみましょう。
平日の仕事終わりであれば、1~2時間ほどという人がきっと多いはず。
ちなみに、こういった時間を決めるときは「早く帰れたら2時間勉強できる」ではなく、
「いつも通り帰って用事を済ませたら勉強に使えるのは1時間くらいかな」など、
無理をしない範囲で決めることが必要になってきます。
休日についても同様で、無理のない範囲で決めて余裕があるときに上乗せで進めていくのがベスト。
ただ、平日よりは時間が割きやすいのも事実なので、演習など時間をかける内容の勉強ができると良いでしょう。
例えば初心者で0から始めて一次検定合格を目指す!という場合、およそ200~300時間が勉強時間として必要になってきます。
仮に平日に1~2時間、休日に3~4時間勉強をした場合、日数としては約3か月から4か月ほど。
対して学校などで勉強していたりある程度実務経験がある場合は50~100時間。
日数としては1か月前後で足りる計算になります。
【勉強期間の目安】
初心者 200~300時間 3か月から4か月
中級者 150~200時間 2か月から3か月
上級者 50~100時間 1か月前後
2級土木施工管理技士の受検申し込みは、試験日のおよそ4か月前。
なので申し込みをしてから勉強を始めても合格できる可能性は充分にあります。
逆に申し込みをはよせなあかんから注意やな
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勉強時間を確保するには
2級土木施工管理技士の勉強は働きながら進める人も多く、時間の確保は頭を悩ませる人が多いはず。
でも実は、小さな時間の積み重ねでも勉強時間は作ることができるんです。
時間がないと悩む人にまず考えてほしいのは、まとめて時間をとる必要はないということ。
平日の仕事終わりにまとめて勉強時間を確保しようとしたら、ストレス発散の時間や睡眠を削ることにもなりかねません。
ストレスや疲れが溜まればその分勉強のモチベーションも低下してしまいます。
勉強が嫌になってもうたら元も子もないやんな
そんなお悩みを解決できる、モチベーションを保ちながら勉強を進めるコツをご紹介します。
- 勉強のスケジュールを立てる
- アプリを最大限活用する
- 睡眠時間はきちんと確保する
勉強のスケジュールを立てる
まず勉強に取り掛かる前にすべきなのが、計画を立てること。
と言っても、難しく考えることはありません。ゴールはもう「2級土木施工管理技士合格」で決まっているはず。
そのためにどんなことを達成しなければいけないのかを考えてみましょう。
1か月ごとの目標→1週間ごとの目標→1日ごとの目標、という順番で目標の設定をするのがおススメです。
例えば0から勉強を始めて合格を目指す場合、期間をおおよそ4か月と仮定すると、
【1か月目】
テキストを一周して全体像をつかむ、
過去問を解いてみる
▽
【2か月目】
テキスト二周目で解説を理解し、
得意苦手分野を把握する
▽
【3か月目】
過去問とテキストを繰り返して
理解度を深める
▽
【4か月目】
時間内に問題を回答できるようにする
このような目標を立てることができます。
一か月ごとの目標は具体的でなくても構いません。
この目標を、一週間ごとでより細かく設定するときに、「テキスト〇ページまで」や「〇〇の分野」といった具体的な目標を設定していきましょう。
また目標は完璧に達成するものではなくあくまで目安だと思ってできれば2週間ごと、
少なくとも1か月ごとに見直すことをお勧めします。
最初に立てた目標はあくまで取り組む前のイメージで立てたもの。
実際勉強を進める中で計画通りうまく運ばないことも出てくるはずです。
それをマイナスにとらえず、より自分に適したペースで進められるよう見直して、改善していきましょう。
アプリを最大限活用する
勉強というとテキストやノートとにらみ合って机にかじりつく、というイメージがある人も少なくないかもしれません。
でも今はアプリでも試験対策ができる時代!
通勤中や休憩などの隙間にスマホ片手に勉強できる、と思うと忙しくてもできそう!と思いませんか?
便利なツールを活用しながら、効率的に進められるとベスト!
睡眠時間はきちんと確保する
日中に勉強した記憶を定着させるのは、寝ている間の脳。
だからこそ勉強している期間は睡眠を削らないことが大切です。
仕事をしながら勉強する場合は特に、寝て疲れをとることがモチベーション維持のためにも必要になってきます!
まとめ
ここまで2級土木施工管理技士の試験や勉強について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
思ったより難易度が低かったり、自分でも勉強を進められそう!と思ってもらえたらぜひチャレンジをお勧めします!
国家資格は一生モノやからな
今後も資格取得や施工管理の仕事について発信していきますので、ぜひチェックお願いします!
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