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医療事務と調剤薬局事務で月給・賞与・年収が ” 違いすぎる ” !

医療事務と調剤薬局事務で月給・賞与・年収が ” 違いすぎる ” !

今事務職の中でもとくに人気が高いのが、「医療系事務」!

資格ナシでも働ける安定した需要と採用があるという理由で、求人によっては激戦になることもしばしば。

そこで今回は医療系事務の中でも特に人気と需要度が高い医療事務調剤薬局事務について解説!

「医療事務と調剤薬局事務、なにが違う?」
「転職するならどっちがいいの?」

そんな人に向けて医療事務と調剤薬局事務の違いを徹底解説!

意外と知らない業務内容から気になる給与休暇についてすべて説明!気になる人は要チェック!

ナンバ先輩

これを読めば医療系事務の仕事のイメージができそうやな

こんな方にオススメの記事!

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医療系事務やってみたいけど実際どんな感じ?

医療事務と調剤薬局事務、どっちが合ってるの?

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そもそも何が違う?

「雇用元」が違うと待遇も違う

まず一番に挙げられるのは雇用元の違いです。
どちらも受付で患者さんの対応をする医療事務と調剤薬局事務ですが、
医療事務の雇用元は病院調剤薬局事務の雇用元は薬局になります。
採用する雇用元が違うことで、業務内容や待遇も変わってくることになります。

それでは業務内容の違いを見ていきましょう!

医療事務の業務内容

・受付業務
・書類の作成
・クラーク業務

医療事務は病院クリニックに採用され、働くことになります。そのため勤務場所も、病院やクリニックなどになります。

業務内容としては、患者さんの受付業務や書類の作成に加え、医師や看護師のサポートをするクラーク業務を行うこともあり、
求められる医療知識も幅広くなっているという特徴があります。

調剤薬局事務の業務内容

・受付業務
・書類作成
・薬剤師のサポート
・薬の発注

調剤薬局事務はその名の通り調剤薬局薬局で勤務します。

こちらも業務内容は患者さんの受付業務、書類作成と、薬剤師のサポートや薬の発注。調剤薬局事務は薬に関する仕事となるため、
薬に関する知識があると活躍の場が広がります。

ナンバ先輩

事務やけど受付の仕事もするんやな

医療事務と調剤薬局の給与の違い

業務内容の次に気になるのは、やはり給与の違い

勤務地や雇用形態によって変わってはきますが、ここでは目安となる給与について解説していきます。

給与が高いのはどっち?

厚生労働省の統計データによると、
医療事務の求人賃金(月額)は全国平均で20.5万円、調剤薬局事務は18.8万円と月額で1.5万円、

年額にすると約18万円の差があることになります。

求人賃金全国平均(月額)
医療事務20.5万円調剤薬局事務18.8万円
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/443
https://shigoto.mhlw.go.jp/Occupation/Detail?occupationId=435

勤務地や雇用形態によって前後がありますが、同条件であれば医療事務の方が高い傾向があるのが特徴です。
そのためか有効求人倍率調剤薬局事務は1.06なのに対し、医療事務は0.33高倍率

やはり医療事務には高い人気があることが分かりますね。

医療系事務の賞与は?

続いては年収に大きくかかわってくる賞与の違いについて。
賞与は勤務する病院や薬局により異なりますが、
こちらも厚生労働省の統計データをご紹介します。(千円以下切り捨て表記)

医療事務
月給賞与年収
一般病院
全体
339万円80万円419万円
個人病院313万円59万円372万円
社会保険
関係法人
404万円129万円534万円
一般
診療所
全体
262万円44万円307万円
個人
診療所
247万円46万円294万円
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/zenpan/jittaityousa/dl/23_houkoku_iryoukikan.pdf
調剤薬局事務
月給賞与年収
保険薬局
全体
225万円40万円265万円
個人薬局197万円15万円213万円
法人薬局
(2~5
店舗)
228万円38万円267万円
法人薬局
(20店舗
以上)
224万円43万円268万円
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/zenpan/jittaityousa/dl/23_houkoku_iryoukikan.pdf

いかがでしょうか。医療事務の平均年収の高さに驚いた方もいるのでは?
さらに見比べて分かるように医療事務は

勤務する病院、クリニックによって
給与や賞与に大きく差がある!


一方で調剤薬局事務は

個人か法人かによって
収入に大きな差がある!

店舗数別の平均年収には大きな変化はなく、
規模によって給料にあまり変化がないことが分かります。

ナンバ先輩

給料にこだわるんやったら勤務先の選び方が大事ってことか

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医療系事務の昇給は?

つぎに長く勤められるとよく言われる事務職でとくに気になる昇給も見ていきましょう!


医療事務と調剤薬局事務ともに、平均で毎年2,000~5,000円の昇給が一般的だと言われています。


ただ、こちらも勤務先の規模や形態によって差が生まれてきます。
とくに医療事務の場合、大きな病院になると管理職のポストがおかれている場合があり、役職がつくことでさらに昇給できる場合もあります。

大卒と高卒の違いはあるの?

実は

医療系事務は資格がいらない!

だから学歴に関係なく採用を行っていることがほとんどです。
同じ勤め先の採用であっても高卒と大卒とでは年収が違うため、それぞれの年収についてみていきましょう。


全体の平均初任給はそれぞれ以下のようになっています。

平均初任給
医療事務(大卒)18万2千円
医療事務(高卒)約15万7千円
調剤薬局事務(大卒)約17万円
調剤薬局事務(高卒)約15万円

まずは医療事務の場合、高卒、大卒ではおよそ2万5千円の差があることが分かります。
また、賞与にも差は発生してきますので、年収換算するとおよそ40万前後の差がでてくる可能性があります。

続いて調剤薬局事務の場合も、高卒、大卒ではおよそ2万円の差があります。
こちらも賞与などを加味した年収はおよそ30万円ほどの差になってくると思われます。

正社員と契約社員(パートやアルバイト)の違いは?

事務職の特徴として、さまざまな雇用形態で働けるという点が挙げられます。
ライフスタイルの変化によって雇用形態を変えるなどする場合、気になるのは待遇の差


ここでは、おもな雇用形態における収入の差をご紹介します。

正社員平均年収313万円
パート平均年収205万
派遣社員平均年収250万
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/zenpan/jittaityousa/dl/23_houkoku_iryoukikan.pdf

ライフスタイルの変化によって雇用形態を変えることで仕事を続けやすいというメリットもある一方で、
雇用形態によっては給与が下がる休暇制度が変わるなどの変化がある場合もあります。

医療系事務の地域差って?

先ほどから、勤務地域によって年収などに差があるとお話してきましたが、
実際にどのくらい差があるのか、一部地域ではありますが抜粋してご紹介します。

都道府県平均年収
全国437.4万円
東京都513.9万円
大阪府446.9万円
福岡県378.7万円
北海道402.2万円
静岡県443.5万円
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/443

医療事務と調剤薬局の給料アップの方法

それでは、つづいては「医療系事務の給料をアップさせる方法」についてお話していきます!


「意外と給料が低かったな……」
「仕事は今のままがいいけど給料上げたいな……」


そんなふうに考えている人は必見です!

医療系事務で給料アップする3つの可能性!

医療系事務で給料をあげたい場合、おもに3つの方法があります。

  • 昇給昇格を狙う
  • 転職する
  • 資格をとる
ナンバ先輩

どの方法がいちばん効率ええんや?

それでは医療事務と調剤薬局事務それぞれのくわしい給料アップ例を見ていきましょう。

医療事務の昇格・昇給

まずは今の勤務先で待遇や給与をあげることをめざす方法です。
管理者やマネージャーなどの役職が設定されている環境であれば、役職につくことで役職手当などがつき年収アップが期待できます。


資格手当などを導入しているのであればあとに紹介する資格取得などにより給与をあげられる可能性も。


今すぐ上げるというのは難しい方法ではありますが、長い目で見て年収をあげるのは有効な手段といえるでしょう。

医療事務の転職

給料をあげたい、と思ったときに一番に考えるのは転職ではないでしょうか。また、別の仕事から医療事務に転職を考えている場合にも気になるポイントかもしれません。


さきほど紹介したように、医療事務は勤務先の形態によって給与が大きく変わります。


例えば今個人のクリニックに勤務しているなら、大きな病院社会保険関係法人などの事務職に転職することで、年収があがる可能性は大いにあります。

ただ高収入な勤務先の求人はただでさえ高い医療事務の求人の中でも特に倍率が高くなりがち。内定のハードルがあがってしまう可能性は覚悟する必要があるでしょう。


いま医療事務としての資格や経験がある程度ある場合は、役職枠の採用を狙うという方法もあります。

医療事務の資格

資格取得は勤務先によって給与に直結する場合、しない場合がありますが、
昇給や転職の際に武器になる有効な手段であることは間違いありません。

ここでは医療事務で評価されやすいおもな資格を3つご紹介します。

医療事務検定試験難易度★
試験日:毎月実施
医療事務技能審査試験
(メディカルクラーク)
難易度★
試験日:毎月実施
診療報酬請求事務能力認定試験難易度★★★
試験日:年2回実施

調剤薬局事務の昇給・昇格

調剤薬局事務の場合は、役職などをおいている薬局は少ないため、おもに勤続年数による昇給を狙うことになります。

先ほども説明したように昇給は年2,000~5,000円ほどが平均であり、10年で月収は5~7万円ほど変わってきます。


勤務先によっては、店長やエリア長などに昇格できるケースもあり、その場合は基本給があがったり手当がつくなど、給与をあげることができます。


こちらも医療事務同様、すぐに給与を上げるのは難しい方法ではありますが、
事務職は雇用が安定していて長く続けられるため、堅実に給与を上げられる方法です。

調剤薬局事務の転職

さきほども紹介したように、調剤薬局事務の場合、薬局の規模で大きな差は見られません。

どこに転職すれば給料を上げられるのか?」というのは気になる人が多いポイントですよね。

調剤薬局事務の給与は個人か法人かで大きく変わるため、
今個人薬局に勤めている場合は法人の薬局に転職することで給与が大きく上がる可能性は十分にあります。

薬局の規模の大小で月額賃金の差が大きくなくても、大手薬局は手当や福利厚生が充実していることが多いため、
手取り収入がアップする可能性は十分にあると言えます。

調剤薬局事務の資格

ここでは調剤薬局事務や薬局で働くうえで評価されやすいおもな資格を3つご紹介します。

調剤事務管理士難易度★★
試験日:毎月実施
調剤報酬請求事務専門士難易度★~★★★
試験日:年2回実施
登録販売者難易度★★★★
試験日:年1回実施

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育休産休の取りやすさ

最後にご紹介するのは産前産後休暇育児休暇について。

女性が割合として多くなりがちな医療事務では気になるという人も多いのはないでしょうか?


結論を言ってしまうと、「勤務先による」というのが正直なところ。
ただ、どんな勤務先がとりやすいのかなど、傾向をご紹介します!

取得しやすい環境


規模としては大規模な勤務先のほうが取りやすいと言われています。

なぜなら小規模なクリニックや薬局は事務職を数人程度でまわしていることが多く、一人抜けてしまったときのカバーが難しくなってしまうからです。


その点大規模な病院や大手薬局であれば管理職などをおいて組織化していたりほかの店舗から充填したりすることができるので
抜けてしまった分をカバーしやすく休暇が取りやすいというメリットがあります。

休暇以外のメリットも

休暇をとらず退職をした場合やライフスタイルの変化により引っ越しをした場合なども、
医療事務や調剤薬局事務の経験は全国どこであっても活かすことができるため、
再就職がしやすいのもメリットだと言えるでしょう。

とくに調剤薬局事務の場合、いまやコンビニよりも多くなった薬局やドラッグストアでの勤務となるため、
人気の医療系事務にも関わらず有効求人倍率は1.06
雇用の機会は医療事務に比べても多いと言えます。

ナンバ先輩

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まとめ

ここまで「医療事務」と「調剤薬局事務」について、比較しながら解説してきましたが、いかがだったでしょうか?


意外と給料が低いと感じた人や、反対に医療事務でもこんなに収入アップできるんだ!と驚いた方もいるのではないでしょうか。

ナンバ先輩

勤務先によって給料変わりすぎてびっくりしたわ


安定して働ける一方で年収は低くなりがちなのは事務職全般にいえることですが、
医療系事務は勤務先や資格によって収入アップのチャンスがあるのがメリット

ライフスタイルや収入面など、自分に合った医療系事務職を見つけることで
長く安定して働ける可能性がますます高くなります!

医療系事務への転職を考えている人はもちろん、医療系事務から転職を考えている人も
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この記事を書いた人

Fulfill株式会社の転職支援事業の最高責任者。「自分の未来を信じられる世の中に」をモットーにトップ転職エージェントとしても活躍中。年間500名以上の転職サポート実績があり、未経験からの転職成功を得意としている。

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