カテゴリー
ITエンジニアの仕事とは？仕事内容やメリット・デメリット、向いている人の特徴を解説！
ITエンジニアの仕事とは？
仕事内容やメリット・デメリット、向いている人の特徴を解説！
本記事では、ITエンジニアの仕事内容や1日の流れ、メリット・デメリット、必要なスキル、向いている人の特徴などをわかりやすく解説します。
「ITエンジニアの仕事に興味がある」「未経験だけど挑戦してみたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください！
見たい場所から見れるよ！
ITエンジニアとは？
ITエンジニアとは、システムやアプリケーション、Webサービス、ネットワークなどのIT技術を用いて、開発・運用・保守・管理などを行う職種です。ITの専門知識を活かして、企業や社会の課題解決に貢献する「技術職」として、さまざまな分野で活躍しています。
「プログラミングができる人」「パソコンに詳しい人」というイメージを持たれがちですが、
実際はチームで協力してシステムを作ったり、お客様の要望を整理して設計を行ったりと、コミュニケーションや論理的思考も欠かせません。
ITエンジニアの仕事内容
ITエンジニアの仕事は、担当分野によって異なりますが、大きく分けて「システムを作る」「システムを動かす」「システムを守る」の3つに分類できます。
- システム開発（SE・プログラマー）：システムやアプリの設計・開発・テストを行います。
企業の業務システムや、スマホアプリ、Webサービスなど、身近なサービスにも携われます。 - インフラ構築（サーバー・ネットワークエンジニア）：ITサービスを支えるサーバーやネットワーク環境の設計・構築・運用を担当します。
- 保守・運用（運用保守エンジニア・ヘルプデスク）：システムがトラブルなく安定して動くように、監視・対応・メンテナンスを行います。
それぞれに専門性があり、ITサービスを「作る・支える・守る」ことで、私たちの暮らしやビジネスを支えています。
ITエンジニアの1日の流れ
ITエンジニアの1日は、担当分野や働き方によって異なりますが、
以下は一般的な開発系エンジニアの例です。
9:30 出社・メールチェック
10:00 朝会（チームミーティング）
10:30 開発作業
12:30 昼休憩
13:30 コードレビュー・テスト
15:00 顧客との打ち合わせ（オンライン）
17:00 ドキュメント作成・日報
18:30 退勤
ITエンジニアとして働くメリット
ITエンジニアの仕事には大変な面もありますが、その分やりがいや成長できるポイントもたくさんあります。ここでは、ITエンジニアの主なメリットについて解説します。
専門スキルが身につく
ITエンジニアは、常に最新の技術に触れながら仕事を進めます。プログラミング言語や開発手法、クラウド技術など、実務を通して実践的なスキルが身につくため、市場価値の高い人材に成長できます。
柔軟な働き方ができる
在宅勤務やフレックスタイム制度を導入している企業も多く、自分のライフスタイルに合わせて働きやすいのが魅力です。特に開発職は、オンラインでのやり取りが中心なので、場所に縛られにくい環境です。
高収入が目指せる
経験やスキルによっては、若いうちから年収500万円以上も可能です。
特にクラウド・AI・セキュリティといった分野では需要が高く、報酬も高い傾向があります。
ITエンジニアとして働くデメリット
ITエンジニアの仕事にはたくさんのメリットがありますが、その一方で大変な部分もあります。
ここでは、実際に働く際に気をつけるべきデメリットを紹介します。
長時間のPC作業で体に負担がかかる
1日中パソコンと向き合うため、肩こりや目の疲れなど、体への負担が大きくなりやすい職種です。
適度な休憩や姿勢の工夫が必要です。
エラーやトラブルのプレッシャー
一文字のミスがシステム全体のバグに繋がることもあります。トラブルが発生した際には、迅速かつ冷静な対応が求められ、プレッシャーの強い場面も多いです。
ITエンジニアに向いている人の特徴とは？
ITエンジニアの仕事には、向いている人とそうでない人がいます。
ここでは、「どんな人がITエンジニアに向いているのか」を具体的に紹介していきます。
「ITエンジニアの仕事をやってみたいけど、自分に合っているか不安…」という人は、ぜひチェックしてみてください。
論理的に考えるのが好きな人
ITエンジニアの仕事は、問題を分解しながら順序立てて考える場面が多いです。
論理的な思考が得意な人は、バグの原因解明や設計などで力を発揮できます。
コードが動かなかったときに、順を追って原因を探す作業を楽しめるタイプは、
エンジニアの適性が高いです。
集中して作業するのが得意な人
コーディングやテストなど、細かく集中力を要する作業が多い職種です。
長時間の黙々とした作業に苦を感じない人は向いています。
新しいことを学ぶのが好きな人
IT業界では、常に新しい技術やサービスが生まれています。
好奇心を持って学び続けられる人ほど、長く成長し活躍し続けられる職種です。
ITエンジニアに求められるスキル
ITエンジニアは、未経験からもチャレンジしやすいお仕事。「これからITエンジニアを目指したい」
という方は、次に挙げるようなスキルを身につけていれば、さらにチャンスが広がりますよ。
プログラミングスキル
ITエンジニアとして最も基本となるのが「プログラムを書く力」です。
パソコンに「何をどう動かしてほしいか」を命令として伝えるのがプログラミングの役割で、アプリやWebサービス、業務システムなどを作るうえで欠かせません。
使う言語は職種によってさまざまですが下記がよく使用されます。
- Java （業務システムやAndroidアプリなど、大規模な開発に強い）
- Python （AIやデータ分析、Webアプリ開発で人気）
- JavaScript （Webサイトの見た目や動きを担当）
- HTML/CSS （Webページの構造とデザインを構築）
ただコードが書ければいいというわけではなく、
「読みやすい・修正しやすい」書き方や、バグが出にくい工夫も大切です。
また、他人が書いたコードを読む場面も多く、「人と共有する技術」としての意識も必要になります。
コミュニケーション力
エンジニア＝“ひとり黙々と作業”というイメージを持たれがちですが、実はチーム内や他部署、時にはお客様とも頻繁にやりとりする仕事です。
例えば・・・
- チーム内ミーティングで進捗を報告したり、課題を共有したり
- 顧客との打ち合わせで、要望や仕様を正しくヒアリングしたり
- 他のエンジニアと連携して、分担して作業を進めたり
自分の考えをわかりやすく伝える力や、相手の話を正確に理解する力は、良い開発のために不可欠です。
また、トラブルが発生したときも、「すぐに共有する」「他の人に相談する」といった報連相の意識が重要。これにより、問題の早期発見やスムーズな解決が可能になります。
単なる“話す力”ではなく、相手と一緒に仕事を進める力という視点でのコミュニケーション力が求められるのが、ITエンジニアの特徴です。
ITエンジニアの種類と特徴
システムエンジニア（SE）
お客さんから「こんなシステムがほしい」と相談を受けて、どんな仕組みにするかを考え、計画を立てる役割です。「どうやって作るか」「どんな順番で進めるか」を整理し、チームにわかりやすく伝える
“まとめ役”でもあります。話を聞く力や説明する力がとても大事で、パソコンに向かうだけでなく、人と関わる場面が多い仕事です。
プログラマー
システムエンジニアが考えた設計をもとに、実際にコンピュータが動くように中身を作っていく仕事です。文字や数字を使って、命令を一つずつ書き、画面や動きが思い通りになるように仕上げていきます。
細かい作業をコツコツ続けるのが得意な人、静かな環境で集中して仕事をしたい人に向いています。
フロントエンドエンジニア
スマホやパソコンで見る画面の「見た目」や「使いやすさ」をつくる仕事です。
たとえば、ボタンを押すと動く、文字が読みやすい配置になっている、などユーザーが触る部分を担当します。デザインに興味がある人や、どうすれば使いやすくなるかを考えるのが好きな人に向いています。
バックエンドエンジニア
画面の裏側で、情報を記録したり、動きをコントロールしたりする仕組みをつくる仕事です。
たとえば「ログインした人だけが見られるページ」や「注文内容を保存するしくみ」などを担当します。
目に見えない部分だからこそ、しっかり支える力が必要で、じっくり考えるのが得意な人に向いています。
インフラエンジニア
インターネットやシステムがいつでもスムーズに動くように、土台をつくる仕事です。
大きな建物でいうと「電気や水道」のような存在で、普段は見えないけどとても大切な役割を担います。
安定して動かすための見えない工夫がたくさんあるので、サポートが好きな人や、丁寧に整えるのが得意な人に向いています。
セキュリティエンジニア
大切なデータやシステムが、悪意のある攻撃やトラブルから守られるようにチェックする仕事です。
問題が起きないように予防したり、弱い部分を探して改善したりします。
細かいところに気づける力や、「安心・安全」を守る意識が強い人に向いている、とても社会的に大切な仕事です。
まとめ
ITエンジニアは、社会のデジタル化を支える重要な職業です。
開発・運用・保守など幅広い業務があり、論理力・集中力・学習意欲といった特性が活かせる仕事です。
未経験からでも挑戦可能な分野も多く、スキルを磨けば高収入や自由な働き方も目指せます。
「技術で人の役に立ちたい」「モノづくりが好き」という方にとって、やりがいのある選択肢となるでしょう。
「自分に合っているかも！」と思った方は、ぜひ営業の仕事にチャレンジしてみてください！
コメント