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退職の “ナゾ” を大公開!入社1ヶ月で退職は法律的に大丈夫?

退職の “ナゾ” を大公開!
入社1ヶ月で退職は法律的に大丈夫?

「高卒で入った仕事が全然自分に合っていなかった……」
「思ってたのと全然違ってた……」

そんなとき、正直辞めれるものなら今すぐ辞めたい!と思いますよね。

実際、高卒で3年以内に仕事を辞める人も ” 35.9% ” と2~3人に1人の割合にまで増えています。

■ 新規学卒就職者の就職後3年以内離職率
【 中学 】 57.8% (+2.8P) 【 高校 】 35.9%
【 短大等 】41.9% (+0.5P) 【 大学 】 31.5%

厚生労働省 新規学卒就職者の離職状況 (https://www.mhlw.go.jp/content/11805001/001005624.pdf)

昔のように定年までずっと同じ会社に勤めるより、転職をしたい!と考える人が増加し続けているんです。

でも、入ったばっかりだし……1ヵ月で辞めるなんてできるの?
そんなふうに不安に思うのも当然です。

今回はそんなあなたに「1ヵ月で仕事辞めたようとしたらどうなるの?」を徹底解説!
リスクやメリットまですべてお伝えします!

ナンバ先輩

転職考えてる人は必見や~

こんな方にオススメの記事!

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短期離職してもいい理由ってどんなの?

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1ヶ月で退職して、転職できるの?

見たい場所から見れるよ!

こんな会社は今すぐ退職しましょう!

まず、こんな理由で辞めたい……と思っている人は迷わず今すぐ辞めましょう!

  • 身体的、精神的負担が大きい

  • 聞いていた条件と違う

  • 明らかに法律違反の環境

身体的、精神的負担が大きい

身体的・精神的に負荷がかかっており、心身に支障をきたしている方は今すぐ退職をした方がいいでしょう。
このまま長く続けていると身体を壊したり、うつ病適応障害などの精神疾患を発症してしまうリスクも……。

辛いけどやめられない、という方の中には「辞めたら上司や同僚に迷惑がかかるから」という意見が多くみられます。
しかし、あなたが退職をしても会社は通常運行することでしょう。
キツイ言い方に聞こえたかもしれませんが、自分が健康でいないと長く仕事を続けるのは難しいものです。

まずは自分の体を大事にしてあげてください。

聞いていた条件と違う

入社前に聞いていた条件と違う、という場合もあります。

労働時間や残業時間、給与、休暇などが入社前に聞いていた条件と大幅に違う場合は「ブラック企業」の可能性が……。
ただ、研修期間や試用期間のみ雇用条件が違うという企業もあります。
すぐに転職に切り出すのではなく、一度上司や人事に確認をしてみましょう。

それでも改善が見られない場合は、退職を検討してください。

明らかに法律違反の環境

残業はタイムカードを切ってから……

休日出勤ばかりなのに賃金が変わらない……

有給休暇を使わせてもらえない……

そんな環境は明らかに労働基準法違反です。
真っ黒に染められる前に今すぐ辞めましょう!

新卒で今の会社しか知らないという方であれば、友達や両親の職場環境を聞いてみましょう。
それでもブラック企業だといわれるのであれば、その職場はブラック企業です。
心身を壊してしまう前に、退職を検討してください。

ナンバ先輩

ブラックなんかやめてまえ!

退職にもルールがある?

では、いざ辞めよう!と思ったときに不安なのは「1ヵ月で辞めていいの?」ということですよね。
「契約違反とかになるんじゃ……」「辞めたらだめって言われたらどうしよう……」
そう思っている方もご安心ください!

最短2週間

法律的には、申し出てから2週間をもって退職が可能です!

会社の規約で「退職は〇ヵ月前までに申し出る」と決められていたとしても、法律が優先されるので申し出から2週間で退職は可能です。
さらに入社前に提示されていた「雇用契約書」などの条件と、実際に働いてみた雇用条件に差異がある場合は、すぐに退職が可能です。

ただし、やはり企業も採用費用をかけて採用した社員にはなるべく長くいてほしいもの。
退職を申し出ても引き留められる可能性は高いのですが、そんなときは退職理由を伝えましょう。

  • どうしてもやりたいことが見つかった
  • 体調不良が続いている
  • 家庭の事情で引っ越しや介護が必要

上記のような理由であれば上司側も引き留めにくく、退職を受け入れてもらいやすいと思われます。
もし嘘をつけないときや強い引き留めにあった場合は、退職代行などのサービスを利用してもいいかもしれません。

また、労働者が自由に退職をする権利は法的にも認められています。
会社の強い引き留めにあったり、損害賠償請求をされても応じる義務はありませんので、気を付けたください。

ナンバ先輩

長くても2週間でやめられるんか!

私たちは、高卒・フリーターの方向けに
転職サポートを行う”転職エージェント”です!

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1ヶ月で退職すると…?

いざ辞めるとなったら次に気になるのは、辞めたその後ですよね。大半の人が、次の仕事を探すための転職活動をすることになります。

「すぐに辞めていたら次の仕事が見つからないんじゃ?」
「どこも受からなかったらどうしよう……」

そんな不安も、誰しもが感じることだと思います。

リスクはある! でもごまかさないで!

最初にお伝えすると、「リスクがない」とは言えません。
転職活動をする際にすぐに仕事を辞めていることはマイナスに働いてしまうこともあります。

しかし、マイナスになるからといって履歴書に書かない・ごまかすなどはNG!
入社後の手続きで必ずわかることなので正直に伝えましょう。

では、具体的にどんなリスクがあるのかをご説明します。

すぐ辞められると思われる?

まず、仕事をすぐやめる、いわゆる「短期離職」は一般的には3年以内の離職のことを言います。

「3年も続けてたら長いじゃん!」と思った方もいるのではないでしょうか?
ですが、一般企業では3年以内が「短い」と思われているんです。
3年はとりあえず続けろとよく言われるのは、それまでに辞めると短期離職扱いになるからなんですね。

しかし、この考え方は新卒から定年まで同じ企業で勤め続けることがスタンダードだったころにできたものです。
最近では正社員全体の転職率が上昇し続けていて、短期離職は珍しいもの、マイナスなものというイメージは薄くなってきています。
冒頭でお伝えしたように、昨年に厚生労働省から発表された高卒の短期離職率も ” 35.9% ” と2~3人に1人の割合。
そう聞くと、結構いるんだな、と思いませんか?

ただし、これは「3年以内」の離職率です。
もちろん1ヵ月で離職するケースは1~2年で離職した場合よりは転職のハードルが上がってきます。
どの企業も、人材を採用するために会社のお金を使っているので、せっかく採用した社員にはすぐ辞めてほしくはないものです。

「一ヵ月で辞めていたらうちもすぐ辞めてしまうんじゃ?」
「嫌なことがあったらすぐ辞めてしまうかも」

そんなふうに不安視されるケースは少なくありません。

相手に悪印象を与える場合もある

そして、もう一つの大きなリスクが「短期離職を繰り返す」こと!
仕事を辞めたあとに焦って自分に合わない環境を選んでしまったり、短期離職した原因を分析せず同じことを繰り返してしまったり……。

一度の短期離職であれば、企業側の要因であることや理由を伝えて納得してもらえればカバーできる可能性は十分にあります。
しかし何度も繰り返してしまうと、あなたに原因があるのでは?と思われる可能性が高くなります。

また、企業によっては採用の時に転職回数〇回以下などの基準がある場合も。
あなたの人柄や意欲はばっちりなのに過去の経歴で落ちてしまう……なんて可能性も考えられるんです。

転職でもっと悪い環境に行くかも

短期離職に限った話ではない転職のリスクもあります。
それは、「今より状況が悪くなる可能性がある」ということです。

なるべく長く続けられる職場やあなたに合った仕事を選ぶことで、あなたにとって良い環境に変わる可能性は十分にあります。
しかし時期によって求人が少なく希望の求人が見つからない、環境はいいけど給料が下がる、などの可能性も考えられます。

短期離職したという経歴で、好条件の求人にはなかなか受かりにくいということもあります。
退職してから転職活動をする場合、アルバイトをしていないと貯金は減り続ける一方です。
それが焦りにつながり、適当に会社を選んでしまう人も少なくありません。

適当に会社を選んでしまうと、また「思っていたのと違っていた」ということになり、短期離職を繰り返しやすくなるでしょう。
そして短期離職を繰り返してしまうと、転職のハードルはますます上がってしまうことに……。

1ヵ月で仕事を辞めることで、その後のあなたがリスクを負うことは、覚悟する必要があるかもしれません。

では、1ヵ月で辞めたあとに転職するのはやっぱり無理なのでしょうか?

ナンバ先輩

これなら退職しない方がいいんじゃないの?

短期離職で好印象??

さきほどのリスクの話で不安になった方、転職は諦めようと思った方、安心してください。
1ヵ月で仕事を辞めてしまった場合でも、転職することは可能です!
そして、実は高卒で短期離職することにはメリットもあるんです。

ナンバ先輩

メリットもあるん!?

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高卒だからのメリット

まず挙げられるメリットは、転職における大きなハードルである「年齢」です。

中途採用では、年齢があがればあがるほど求められるスキルや実績のハードルは高くなっていきます。
たとえば大卒で短期離職した場合転職時の年齢はおよそ23~25歳なのに対して、高卒の場合は19~22歳と転職時の年齢がぐっと下がります。

つまり、年齢で足切りされたり、スキルや経歴のハードルが上がったりすることがないというのがメリットといえるでしょう。

ナンバ先輩

高卒はむしろ早めに辞めた方がいいな!

会社は若手を欲してる?

企業側も「若い人材に来てほしい」「でも新卒採用はお金がかかって大変……」、そんな悩みを抱えている場合もあります。
その場合は、中途や第二新卒の「未経験採用」や「ポテンシャル採用」で募集をかけているケースも多くあります。

中途採用で若手を欲しがっている企業は、経歴や学歴より年齢や意欲を重視する傾向があります。
高卒で早期退職をすることで、その年齢を強みにすることができるでしょう。

さらに、やりたいことや身に着けたいスキルがある場合は、早くから経験を積めるというメリットもあります。
とくに専門職を目指す場合は、このメリットが大きく影響してくるでしょう。

つまり、短期離職することでつかめるチャンスも多くあるんです!
ただし、「誰でも」「なんにでも」転職できる、というわけではないんです。

では、1ヵ月で辞めた後に転職するには、どうすればいいのでしょうか?

退職理由で事実って話していいのか!?

短期離職から転職するときに一番大切なのは、「退職理由」です。
なぜすぐに辞めるという決断をしたのか、客観的視点で伝えましょう。

客観的視点、というのは「不満」ではなく「事実」を伝えるということ。

たとえば、
「上司が厳しく怒ってきてつらかった」
「お客様からのクレームが嫌だった」
そういった理由で辞めた時、そのまま「不満」を伝えてはいけません。

「うちでも不満ができたらすぐ辞めてしまうかも」と思われてしまう可能性があるんです。

では、どう伝えればいいのでしょう?
それは、「事実」を伝えるということです。

「入社前に聞いていた条件と大きく異なっていて、会社を信頼できなかった」
「常に上司から叱責され、質問を聞いても答えてもらえない環境だった」

事実から、あなたがどう決断したのかを伝えましょう。

「その理由では仕方ないな」
「うちではそういったことはないから大丈夫だな」

と思わせれば短期離職のマイナスイメージをカバーできます!
さらに「前職が続かなかったからこそ今回は長く勤めたいと思って志望した」という意欲も伝えられればさらに好印象!

ナンバ先輩

前の会社の会社の不満は友達に聞いてもらい!

まとめ

ここまで「高卒で1ヵ月で仕事を辞めるとどうなるの?」について今すぐ辞めるべき理由、短期離職のリスクとメリット、転職する際の転職理由を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

もしあなたが今すぐ仕事を辞めたい!もう耐えられない!と思っているなら、無理をせず退職するのも大切な決断です。

そして、リスクがあるならもう少し頑張ってみようかな……と思ったあなたも、いつか転職して次のステップに進むことを意識すると仕事の仕方や見え方が変わってくるかもしれません。

そして、1ヵ月で仕事を辞めたとしても、あなた次第で幸せな未来を勝ち取ることは可能です!!

ナンバ先輩

よっしゃ! やったんでー!

この記事を書いた人

Fulfill株式会社の転職支援事業の最高責任者。「自分の未来を信じられる世の中に」をモットーにトップ転職エージェントとしても活躍中。年間500名以上の転職サポート実績があり、未経験からの転職成功を得意としている。

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