【営業職】自己PRの書き方、ポイントを例文を見ながら解説！

【営業職】自己PRの書き方、ポイントを例文を見ながら解説！

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・自己PRとは？　応募先に自身を売り込むこと！

・書き方とポイント　具体的な数字で応募先の求める人物像にマッチさせる！

・自己PR例文｜営業経験　結果とエピソードでアピール！

・自己PR例文｜営業未経験　営業に適した性格やスキルをアピール！

・自己PR例文｜スキル別　８つの営業スキルでアピール！

・まとめ

自己PRとは？

自己PRは自己紹介ではない！？

自己紹介とは初対面の相手に自分が何者であるかを説明することです。
一方で自己PRとは、応募先に自身を売り込むこと！
自分の強みや適性をアピールし、応募先での活躍イメージを伝えることが目的です。

面接官も事前に履歴書には目を通している場合がほとんどなので、自己PRを質問された際に自己紹介する必要はないでしょう。

自己PR作成にあたり、最も意識しなければいけないことは、応募先企業が求めている人物像にマッチした強みをアピールすることです。
応募先企業はあなたが自社にマッチしているか、どのように活躍してもらえるのか、という部分を重点的にみています。

ただ単に、あなたの優秀さをアピールするのではありません。
応募先企業が求めている人物像にマッチした自分の優秀さ（強み）をアピールしなければいけないのです！

上記の点を常に意識することで、質の高い自己PRを作ることができます。

応募先企業が求める人物像を明確に把握するためには、求人票を確認することが有効です。
加えて業界の特性を把握し、応募先企業の意図を汲み取ることも欠かせません。

企業サイトから求めている人物像がわかる！

例えば『自ら考える』『自ら行動する』というワードが企業理念や社長メッセージなどに頻繁に出てきているとしましょう。
そうすると、ここでは『自走できる人』を求めていることがわかります。
入社後、どのように活躍してくれるかをイメージさせることができればグッドです。

どのような取り組みをしている企業なのか、どんな人物像を求めているのか推測してみましょう。

ちょっと落ち着いてください(笑)
それじゃあ、次はポイントと書き方を見ていきましょう。

ポイントと書き方

・エピソード&数字で具体的にアピール！

・求める人物像にマッチさせる！

・読みやすさに気をつける！

エピソード&数字で具体的にアピール！

これまでに自分が達成した売上や顧客数、契約件数、頻度、前年度比などの具体的な数字を盛り込むことで、誰が見ても一目であなたの能力やスキルを知ることができます。
数字の根拠となるエピソードを入れることも忘れずに。

あなたは面接官が担当をしている候補者のうちの一人です。面接官は、あなた以外の候補者の面接もしています。
そのため一人ひとりに対する印象は、どうしても薄れてしまいます。
だからこそ、数値で「わかりやすく」かつ「インパクトの強い」印象を残すことが効果的なのです。

求める人物像にマッチさせる！

冒頭にも触れましたが、求人情報に目を通したうえで、応募先企業に刺さりそうな自己PRでアピールしましょう。

例えば新規事業の立ち上げメンバーの求人であれば『情報収集力』や『仕組み化する力』、『企画・立案力』をアピールすることが効果的だと想像できます。
　
いくつかのパターンを準備しておくと良いでしょう。
ここでは入社後どのように活躍できるかをイメージさせることを意識しましょう。

読みやすさに気をつける！

内容はもちろんですが、読みやすさも非常に重要なポイントです。
　
応募先が文章を読みやすいよう、『結論から述べる』ことは欠かせません。
結論を先に書くことで話の展開がわかりやすくなるためです。
　
文章が長くなりすぎないように文字数を調整、誤字脱字をチェックするなど、読み手が見やすいような文章作りをしましょう。

自己PR例文｜営業経験

営業職といっても、法人営業、ルート営業、新規開拓営業などの種類があります。
職種別の例文とポイントを解説していきます。

法人営業

私は営業職としての経験を通じて培ったプレゼンテーション力に自信があります。
前職では法人営業を担当し、顧客への提案や製品説明を行う際に効果的なプレゼンテーションを重視してきました。
具体的なエピソードとして、大手企業の顧客に対して製品のプレゼンテーションを行う機会があり顧客は複数の候補企業から提案を受けており、競争が非常に激しい状況でした。

私は顧客のニーズを事前に詳しくヒアリングし、その要望に合わせてカスタマイズした提案を準備しました。
プレゼンテーションでは、製品の特長だけでなく、顧客の課題をどのように解決できるかを具体的に示すことに重点を置くことで、競合に打ち勝つことができました。
また、社内の営業チーム向けに定期的に研修を行い、プレゼンテーションスキルの向上を図ってきました。

具体的には、効果的な資料作成方法や話し方のテクニックを共有し、チーム全体のスキルアップに貢献。
このようなプレゼンテーション力を活かし、貴社の営業職としても顧客に対して効果的な提案を行い、信頼関係を築くことでビジネスの拡大に貢献したいと考えています。

例文の青色のマーカーをチェック！

先述した通り、最初に結論から書かれているので後ろの内容が入ってきやすいですね。 
実績や経験だけでなく、結果に至るプロセスもしっかりと伝えられているのもグットです。

例文の緑色のマーカーをチェック！

取引先だけでなく社内にも価値提供ができる営業を必要としている企業は多いので、社内での取り組みを盛り込むのもアピールになりますね。

ルート営業

私は長期的な関係性構築を得意としております。
前職のOA機器の営業では既存顧客に対して契約継続率95%を達成しました。

具体的に力を入れていたこととしては、月2回の訪問による深耕営業の徹底です。
実際に足を運びお客様の課題を一緒に解決していきました。
その際は自分ならではの＋αを提案し、他社との差別化を図ることを意識しておりました。

これらの営業活動を徹底することで、社内30名中で2位の契約継続率を獲得。
このような深耕営業力を活かし、貴社の営業職としても、顧客の真のニーズを正確に把握し最適な提案を行うことで信頼関係を築き、売上の向上に貢献したいと考えています。

例文の青色のマーカーをチェック！

先述した通り、契約更新率などの具体的な数字を入れることでさらに伝わりやすくなりますね。

例文の緑色のマーカーをチェック！

ルート営業では、既存顧客との関係性構築が必要とされるので、どのような手段でコミュニケーションを図っていたかを自己PRに盛り込むことで、しっかりアピールできていますね。

例文の黄色のマーカーをチェック！

ここでの+αポイントは、より具体的に話せていることです。
「月2回の訪問による深耕営業の徹底」「自分ならではの＋αを提案し、他社との差別化を図る」
上記の文章は自分の経験を、よりアクションに落とし込んで話すことができています。
自身の経験をアクションに落とし込むことで、応募先企業に入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。

新規開拓営業

私の強みは新規開拓営業であります。
既存の営業先リストが整理されていないことに課題を感じ、ターゲット市場の詳細なリサーチを行いました。
新たに営業先リストの作成と個別のニーズに応じた提案を行い、信頼関係を築くことができました。

その結果、半年間で新規取引先企業として20社以上を獲得することができました。 
貴社でも、私の新規開拓営業のスキルと経験を活かし、新たなビジネスチャンスの創出と売上の拡大に貢献したいと考えております。

例文の青色のマーカーをチェック！

新規開拓営業では具体的な開拓数を書くことでアピールになりますね。 

例文の構成をチェック！

ここでは課題→行動→結果の順序という時系列に沿って記載をしているので、理解しやすい内容となっています。

自己PR例文｜営業未経験

学習意欲をアピールする

私は常に新しい知識やスキルの習得に対して、強い意欲を持っております。
前職では、業務に必要な専門知識を深めるために自主的に資格取得を目指し、プロジェクトマネジメントの資格（PMP）を取得しました。

この資格取得によってプロジェクトの進行管理やリスク管理がより効率的に行えるようになり、チームの生産性は20％向上しました。
未経験の分野でも、自ら積極的に学び、早期に戦力となれるよう尽力して参ります。

例文の青色のマーカーをチェック！

応募先企業の業務に関連する資格を保有していれば、アピールになる場合があります。
経験がなくとも、営業に適した性格やスキルを持ち合わせていることを伝えることが大切です。

例文の緑色のマーカーをチェック！

営業職は自社の商材やサービスを売る仕事です。
商材やサービスに関する知識に加えて、業界知識や法律に関する知識なども学ぶことは必要不可欠です。
営業未経験の場合は、学習意欲をアピールすることで、入社後に活躍するイメージを与えることができるでしょう。

自己PR例文｜スキル別

スキル別のPRを解説

下記が営業には必要とされている能力です。 
参考にしながら、あなたの経験に当てはまる能力をアピールしていきましょう。

私は法人営業として6年間の経験があり、課題解決力を最大の強みとしています。
前職では、顧客の複雑な課題を解決するために、綿密なヒアリングと分析を行い、その結果に基づいた最適なソリューションを提供してきました。

具体的な例として、ある製造業のクライアントでは在庫管理の効率化が課題でした。
私は現場視察を行い、詳細な業務プロセスの分析を経て、カスタマイズした管理システムの提案を行いました。

その結果、在庫回転率が20%向上し、コスト削減にも大きく寄与しました。
このような課題解決力を活かし、貴社の営業職としても、顧客に対して効果的な提案を行い、信頼関係を築くことでビジネスの拡大に貢献したいと考えております。

例文の青色のマーカーをチェック！

先述した通り、『結論から述べる』、『具体的な数字を使う』ことでアピールできていますね。 

例文の緑色のマーカーをチェック！

いくつかの強みを掛け合わせることで、あなたの営業スキルを最大限にアピールしましょう。

まとめ

この記事は、営業職における自己PRの書き方や具体例を解説してきました。

繰り返しになりますが、自己PRは応募先企業が求める人物像にマッチさせることが重要です。
入社後にあなたが活躍できるイメージを与えることを意識しましょう！

各項目でのポイントをまとめているので、ぜひ参照にしながら自己PRを作成してみてください。

今回、自己PRについて解説しました。
あなたの転職活動に役立てばうれしいです！

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