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フリーターでもOK!
履歴書の書き方完全ガイド【20代向け】
フリーターでアルバイト経験しかないと、「履歴書に書けることがない…」と不安に感じる方も多いはず。
でも実は、フリーターとしての経験にもアピールできるポイントはたくさんあります。大切なのは「どう書くか」です。
今回は、フリーターや初めて就職活動をする20代の方にも役立つ、実用的な内容でお届けします。少しの工夫で、あなたの履歴書は魅力的なものに変わりますよ。
この記事でわかることをチェック!
就職活動において、最初に必要となるのが「履歴書」です。
履歴書はあなたの「第一印象」を左右する大切な書類。たとえ職歴がなくても、フリーターとしての経験を丁寧に伝えれば、魅力をしっかり伝えることができます。
履歴書のフォーマットはさまざまありますが、主に以下の項目で構成されています。
企業によって見るポイントは異なりますが、「読みやすく、誠実さが伝わること」が共通して求められます。
とくにフリーターの場合、限られた経験の中でどんな姿勢で仕事に取り組んできたかが注目されるでしょう。
履歴書を作成する際には、内容だけでなく基本的なマナーやルールも重要です。
まず、手書きの場合は消えないボールペンを使用することが原則です。鉛筆やフリクションなどの消せるペンは、正式な書類としてふさわしくありません。
また、記載ミスを修正液や二重線で直すこともNGです。万が一間違えてしまった場合は、面倒でも新しい用紙に書き直しましょう。その誠実さが、相手に伝わります。
履歴書の内容に嘘を書かないというのも基本中の基本です。学歴や職歴、資格などを“盛る”のは経歴詐称にあたり、内定取り消しの原因にもなります。
さらに、文字は丁寧に、誰が読んでも分かりやすく書くことを意識してください。字の上手さではなく、誠実さや思いやりが伝わるかが大切です。
フリーター経験を履歴書に書く際、次のような点が企業側の評価につながることがあります。
たとえば、継続して同じ職場で働いていた場合、それは「責任感」や「地道に取り組む力」の証になります。
また、接客や販売の経験は、コミュニケーション力やお客様対応のスキルとして評価されやすく、実際の業務でもすぐに活かせるものです。
さらに、異なる職場で働いた経験は、柔軟性や環境適応力、マルチタスク力をアピールするうえで非常に有効です。
アルバイト=評価されにくい、という思い込みは捨てましょう。大切なのは「どう働いてきたか」「その経験から何を学んだか」です。
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それでは、フリーター向けに学歴、職歴、志望動機、自己PR、資格欄など、各項目の書き方を具体例とともに丁寧に解説します。
採用担当者に響くコツを押さえて、自信を持って履歴書を仕上げましょう。
学歴は履歴書の中でも基本となる情報のひとつ。正確に、そして簡潔に記載することが求められます。
基本的には「最終学歴の1つ前」から記載し、入学と卒業をセットで書くのが一般的です。
【記載例】
履歴書では「どの学校を出たか」だけでなく、「正確に記載できているか」が見られています。誤字脱字や略称には注意しましょう。
履歴書でつまずきやすいのがこの項目です。「正社員の職歴がない」「職歴がアルバイトだけで恥ずかしい」と感じる人も多いですが、しっかり書けば立派なアピール材料になります。
【記載例】
ポイントは、業務内容を簡潔に書きつつ、成果や工夫した点も添えること。箇条書きにすると読みやすく、印象も良くなります。
志望動機は、あなたの“考え方”や“仕事への姿勢”が伝わる大事な項目です。
企業の理念や仕事内容、自分の価値観と重なる部分を探し、具体的に書くようにしましょう。
【記載例】
【例文1】
学生時代から接客業のアルバイトを続ける中で、お客様一人ひとりに寄り添う大切さを学びました。貴社の「人と人とのつながりを大切にする姿勢」に共感し、自分の経験が役立つと考え志望しました。今後は、より深くお客様のニーズに応えられるような接客を目指したいです。
【例文2】
これまでのアルバイト経験を通じて、人との関わりやチームで動くことの大切さを学びました。貴社のチームワーク重視の社風に魅力を感じ、自分もその一員として貢献したいと思い志望しました。未経験ではありますが、積極的に学び早く戦力になれるよう努力します。
【例文3】
私は以前から貴社の製品を愛用しており、その品質とお客様対応に感銘を受けてきました。自分もそんなサービスの一部になりたいと思い、応募を決意しました。販売経験を活かし、お客様に安心と満足を届ける接客をしたいです。
未経験でも意欲を持って働きたいという姿勢も、好印象につながります。
自己PRでは、自分の強みとそれを裏付けるエピソードをセットで伝えることが大切です。フリーターの場合、アルバイト経験のエピソードから話を広げることもできます。
【記載例】
【例文1】
私は人とのコミュニケーションを大切にし、常に相手の立場に立った対応を心がけてきました。5年間の飲食店勤務では、スタッフのシフト調整や新人指導も任され、責任感をもって取り組みました。チームで働く大切さを学び、協調性と柔軟性が身についたと感じています。
【例文2】
これまで複数の職場で働いてきた経験から、どんな環境にも適応できる柔軟性が身につきました。初めての業務にも積極的に取り組み、短期間で戦力となれるよう努力してきました。どの職場でも「安心して任せられる」と評価をいただいてきました。
【例文3】
私は細かい作業が得意で、ミスを防ぐためのチェック体制を自分で工夫するよう心がけています。倉庫での軽作業のアルバイトでは、出荷ミスゼロを半年間継続し、責任者から信頼を得ました。御社でも、丁寧な仕事ぶりで貢献したいと考えています。
接客業だけでなく、軽作業やデータ入力などでも「丁寧さ」「スピード感」などアピールできる要素は必ずあります。
資格や免許を持っていないからといって空欄にするのはもったいない!
これらは全て「学ぶ姿勢」のアピールになります。また、「〇〇資格取得に向けて勉強中」と書くことで意欲も示せます。
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どれだけ丁寧に履歴書を作っても、ちょっとした表現ミスや誤字脱字、曖昧な記述があるだけで、採用担当者に「やる気がない」「雑な印象」を与えてしまうことがあります。
NG:「特にありません」「自信がありません」
→ 改善:「まだ経験は少ないですが、意欲的に学び、吸収していきたいです」
NG:「いろいろなバイトをしてきました」
→ 改善:「さまざまな職場を経験し、柔軟な対応力と新しい環境に適応する力を身につけました」
NG:「〇〇が苦手ですが頑張ります」
→ 改善:「〇〇はまだ勉強中ですが、得意分野を伸ばしつつバランスよく成長したいと考えています」
NG:「アルバイトなので責任のある仕事はしていません」
→ 改善:「アルバイトながらも担当業務には責任を持って取り組みました。特に〇〇の場面では自主的に動くことを意識してきました」
文章の言い回しひとつで、印象は大きく変わります。「できないこと」にフォーカスするのではなく、「学ぶ意欲」や「これまでの姿勢」を前向きに伝えることが大切です。
「〜したいです」だけで終わらず、「だからこそ御社で挑戦したい」と“つなぐ言葉”を意識しましょう。
「私は〇〇な人間です」と断定するより、「〇〇な経験を通じて、こう成長できました」とプロセスを語ると説得力がアップします。
自己PRや志望動機は、読み手(=採用担当者)を意識した“伝わる言葉”に整えることが大切です。
「Mivoo」は、
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履歴書を書き終えたら、提出前にしっかり見直すことが大切です。
ここでは、採用担当者に好印象を与えるための最終チェックポイントと、よくある質問にお答えします。とくにフリーターの方は、ちょっとしたポイントを意識するだけでも履歴書の印象が大きく変わります。
履歴書は「自分をプレゼンするための資料」です。完成後も、第三者に見てもらうことで新たな気づきがあることも。最後まで丁寧に仕上げることが、あなたの本気度を伝える一歩になります。
ここでは、履歴書を書く際にフリーターの方が特に気になりやすいポイントについてお答えします。
応募先の企業や業界によって異なりますが、現在はPC作成が主流です。清潔感があり、修正も簡単なため効率的です。ただし、介護・販売・教育系など「人柄」が重視される職種では、手書きの履歴書が高く評価される場合もあります。
都道府県、市区町村、番地、建物名、部屋番号まで丁寧に記載しましょう。郵送物が届く可能性を考えると、正確な住所を書くことが重要です。
特に希望がない場合は「貴社の規定に従います」で問題ありません。勤務時間や勤務地に制限がある場合には、簡潔かつ具体的に記載しましょう。
一概に不利とは言えません。アルバイトの中でどんな役割を担ったか、どんなことを工夫したかを具体的に伝えれば、むしろ「社会経験がある」として好印象を持たれるケースもあります。
履歴書のフォーマットによっては欄が足りないこともあります。その場合は、別紙で「職務経歴書」や「自己PRシート」を添えるとスマートです。書ききれないからといって詰め込みすぎるのは逆効果なので注意しましょう。
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正社員経験がなくても、あなたの中にはアピールできる力があります。履歴書は、その魅力を伝えるための「自分のプロフィール」です。
完成後も、第三者に見てもらうことで新たな気づきがあるかもしれません。最後まで丁寧に仕上げることが、あなたの本気度を伝える一歩になります。
もし「自分ではうまく書けない…」「どこをアピールすればいいか分からない…」と感じたら、ぜひ『Mivoo(ミブー)』の無料サポートをご活用ください。
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