高卒・未経験でも事務になれる! でも難しいと言われる理由とは⁉

高卒・未経験でも事務になれる!
でも難しいと言われる理由とは⁉

この記事でわかることをチェック！

タップして移動できるよ！
・高卒・未経験も事務職になれる

・高卒よりも高学歴が優先して採用される

・事務職を目指す方にオススメの資格一覧

・資格や実務経験で学歴不利をなくせる

・今すぐできる内定アップの方法 3選

「高卒で事務職に就くのは難しいの？」
「資格は必要？」
「どんな資格が役立つの？」

と疑問に思っている方は多いかもしれません。

事務職の転職でも、資格は有利に働きます。
だからこそ、高卒も資格を取得することで、内定率を上げることができるのです。

この記事では、高卒で事務職に就くことは難しいのか、どんな資格があれば内定率を上げられるのかなど、高卒で事務職の転職を考えている方の疑問に答えていきます。

事務職が難しいと言われる理由

高卒・未経験でも事務職になれる！

高卒・未経験の方でも事務職に就くことは、十分に可能です。

しかし、事務職の業務は特別なスキルや経験を必要とせず、未経験から挑戦できる職種でもあります。
また、ほかの職種に比べて帰宅時刻をコントロールしやすいのも、事務職のメリットです。

そのため倍率が高く、内定を取ることが難しい職種といえるでしょう。

【高卒 | 事務】職場環境と採用状況

事務職の仕事内容 & 必要なスキル

事務職は主に、データ入力、文書管理、電話応対などを複数人で分担しながら業務を進めていきます。
必要なスキルとしては、パソコンスキルや、チームで協力するスキル、時間を上手に使うためのタスク管理能力などです。

さらに、クライアントとの交渉や部署間でのやり取りをスムーズに行うために、コミュニケーションスキルも非常に重要になります。

また、プロジェクトなどを管理する業務管理ソフトや、ファイルの共有システムなど、パソコン関連のソフトやツールを使いこなすスキルも、昨今の事務職には必要とされるスキルのひとつです。

事務職の転職市場で内定をもらうには、事務職特有のスキルだけでなく、ビジネスにおけるコミュニケーション能力やパソコン能力も必要となります。

高卒よりも高学歴の方が採用される？

事務職の採用基準は業界によっても異なりますが、大手企業や有名企業では学歴を判断軸として、高卒よりも大卒を優先して採用する傾向にあります。

事務職は人気職でありながら、業務に特別なスキルや経験を必要としません。

そのため、採用枠に対する応募数が多くなり、応募者を学歴で絞り込むケースがあるのです。
また、大卒の方がインターンやアルバイト経験などで、基本的なビジネススキルが身についていると判断されやすいのも理由の一つとして考えられます。

だからこそ、高卒の方は、学歴以外の実務経験や資格などで自身をアピールする必要があるのです。

【高卒におすすめ】事務職の種類と特徴

事務職といっても、一般事務や営業事務、経理事務、総務事務など幅広い種類があるため、それぞれの特徴を確認していきましょう。
求められるスキルや業務内容から、自身に合った事務職を選んでみてくださいね。

一般事務（OA事務）

一般事務（OA事務）は、社内の事務作業全般を担当します。具体的には、書類作成、書類のファイリング、データ入力、電話・来客対応、郵便物の仕分け・発送などの業務です。

最低限のパソコンスキルが求められます。Microsoft Officeのスキル（WordやExcelなど）があると高卒でも採用されやすいでしょう。

高卒未経験でも比較的挑戦しやすいポジションであり、基本的なビジネスマナーを学びながら取り組める点が魅力です。

事務スキルを磨いて、キャリアアップやほかの専門事務職へのステップアップも期待できます。

営業事務

営業事務は、社内の営業スタッフをサポートする業務が中心となる事務職です。

具体的な仕事内容としては、見積書・発注書・請求書の作成、受発注業務、顧客対応などがあります。

外出先の営業担当者から急な仕事を振られることもあるため、普段の事務作業に加えて、臨機応変な対応が求められます。

タスク管理やスケジュール管理も必要なスキルです。 ほかの事務職と比べて、社内外の人たちと密に連絡を取り合う機会が多いので、コミュニケーション能力が磨かれるでしょう。

経理事務

経理事務は、企業のお金に関する業務を担当する事務職です。

具体的には、伝票処理、帳簿の作成、給与計算、経費精算などを行います。

伝票の仕訳処理や帳簿の作成などの業務には、簿記の資格があると有利です。

正確で迅速な処理ができて、几帳面な人に向いている仕事といえるでしょう。

なお、企業の決算期や年末調整の時期には、通常の業務に加えて年次単位での会計業務が発生するため、残業が必要になる場合もあります。

総務事務

総務事務は、企業の運営に必要なものを準備・管理する事務職です。

具体的には、コピー用紙やデスクなどの備品管理や、社内外で開催されるイベント運営、社員の冠婚葬祭の対応などを担当します。

ただし、総務事務の業務範囲は企業規模によって大きく異なり、規模の小さな会社では、労務や人事、広報などの仕事内容が統合されている場合もあるでしょう。

総務事務は残業が少ない傾向にあり、プライベートとの両立を重視している人におすすめの事務職です。

【必見】事務職オススメの資格一覧

資格は事務職の転職において有利に働きます。

特に高卒にとって、資格は学歴に替わるアピールポイントとして重要になるでしょう。
さらに、資格を持っていることで、事務職としても転職の幅を広げることもできます。

事務職において重要とされる資格には、ビジネス実務法務検定、日商PC検定、日商簿記検定、秘書検定があります。
これらの資格は、実務に必要な専門知識だけでなく、高い実務能力の証明として役立ちます。

ビジネス実務法務検定

ビジネス実務法務検定は、契約法務や企業法務など、ビジネスシーンで必要とされる法的知識を身につけることができます。

法務知識は、業務上のリスク管理や契約書の作成・管理に直接的に役立つでしょう。

法律の適用や解釈に関する法務担当者だけでなく、プロジェクトリーダーや補佐などで活躍することができます。

日商PC検定

日商PC検定は、様々なビジネスシーンで必要とされるMS Officeスキルを証明する資格です。

資格を取得することで、ExcelやWordの高度な操作能力や、事務処理の効率向上に大きく役立ちます。

また、プレゼンテーションで使用する資料の作成やデータベース管理能力も評価され、レポート作成や情報分析の精度を高めることができます。

日商簿記検定

日商簿記検定は、財務や会計知識を証明するための資格です。

特に会計や財務部門で働く事務職員には必要とされ、日々の会計業務がより効率的かつ正確に行うことができます。

また、予算管理や財務報告の作成も可能になり、より高度な財務・経理職として活躍することが可能です。

秘書検定

秘書検定は、基本的なビジネスマナーが身についていることを証明する資格です。

電話対応や来客対応、正しい敬語の使い方、お茶の出し方、身だしなみなどが出題範囲です。

高校生の受験者も多く、履歴書に記載することで大きなアピールポイントになります。

諦めないための勉強方法

資格取得を目指す際、まずは計画的な学習スケジュールを立てることが重要です。
「いつまでに、これを終わらせる」など小さなゴールを設定したり、勉強を習慣化することで、諦めずに勉強を続けることができます。

学習計画を立てたら、次は取得を考えている資格の試験内容を把握し、適切な教材を選びましょう。

さらに、ある程度知識を詰め込んだら、模擬試験を利用して実戦形式で試験を受けることも効果的です。

また、一緒に勉強するグループを作ることで、モチベーション維持だけでなく、試験や勉強方法に関する情報交換や知識共有が行えるので、さらに学習効率を向上させることができます。

【2選】学歴不利をなくす方法

求人の応募条件には、「大卒以上」としている求人も少なくありません。

特に、大手企業の総合職は、応募条件を「大卒以上」としている企業が多い傾向にあります。
高卒の方が応募できる求人でも、大卒や高学歴の人を優先的に採用している企業は少なくありません。

そこで、学歴不利をなくす方法を2つご紹介します。

資格取得 & スキルを身につける！

資格取得や専門的なスキルを身につけることで、大卒よりも評価してもらうことが可能です。

たとえば、ビジネス実務法務検定や日商PC検定などの資格は、事務職において実践的に役立つスキルです。

即戦力を求める企業の場合、大卒などの学歴より効果的にアピールできます。
また、資格取得のための努力が、仕事に対する向上心として、ポジティブに受け取ってもらえるかもしれません。

経験で学歴のギャップをなくす！

実務経験で学歴の差を埋めることができる！

実務経験を積むことで、大卒との学歴の差を埋めることができます。
実務経験とは、実際に業務をした経験を指し、アルバイトや派遣、さらには職業訓練プログラムなどを通じて、実際の職場での経験を得ることが重要です。

また、事務作業における効率化の取り組みや、具体的なプロジェクト管理の実績は、高い実務能力を示し、学歴以上に評価してもらえます。

さらに、書類管理システムの構築やデータベース管理の最適化などの実績は、自身の実績としてまとめて面接時に提出することで、より具体的な成果として自己アピールすることができるでしょう。

今できる内定率アップの方法【3選】

履歴書・職務経歴書でアピールしよう

履歴書や職務経歴書は、応募者の最初の印象を形作る重要な応募書類です。

そのため、応募書類を通じて、これまでの経験で身につけた自身のスキルや実績をアピールしていきましょう。
具体的な業務成果や達成した目標を詳細に記述することで、どのように職場に貢献できかを面接官にイメージさせるようにしましょう。

使用したツールや、参加したプロジェクトの規模、取り組んだ施策など、具体的に記述することがポイントです。

自己PRは〇〇を徹底しよう

面接では、仕事上の実務経験だけでなく、これまで自身が経験したことで、学んだことや感じたことを話せるようにしましょう。

そのため、面接前には、自己分析を徹底し、自分の強みや弱み、過去の経験から学んだことを明確にしておくことが大切です。

また、具体的な業務経験を通じて得たスキルや成果を、時系列に沿って伝えることで、面接官に強い印象を与えることができます。

職種理解を深めよう

就職活動において、面接を受ける業界の特徴や、求められているスキルなどを情報収集することは、非常に重要です。
特に、職種に対する理解は必須です。

職種に対する理解とは、応募しようとしている職種が、どのような役割を持っていて、どのようなスキルが求められているのか、ということであり、職種全体に関する理解を深める必要があります。

職種理解を怠ってしまうと、面接で的外れな回答をしてしまう可能性があります。
的外れな回答をしてしまうと、どれだけ魅力的な実績を持っていようと、面接で落とされてしまうでしょう。

さらに、積極的な情報収集を行う姿勢は、面接で自信を持って話すことができるだけでなく、面接官にも企業や業界に対する意欲を示すことができます。

高卒で事務職に就くなら20代転職に強いエージェントに相談！

内定率アップの方法でお伝えした、「履歴書・職務経歴書」「自己PRの自己分析」「職種理解」を完成させるためには、転職のプロである転職エージェントにアドバイスをもらうのがおすすめです。

とくに高卒の場合は、自分の魅力を最大限アピールする必要があります。

転職スクールなら、高卒・未経験から事務職への転職が可能です！
専属のアドバイザーが、あなたにピッタリの事務職を見つけ出し、応募書類や面接のサポートもします。

まとめ

高卒・未経験の方でも事務職になることはできます。

しかし、特別なスキルを必要とせず、人気の職種である事務職は、比較的内定を取ることが難しい職種です。

高卒・未経験で事務職を目指そうと考えている方で、資格やスキルに自信がないなら、気軽に転職スクールまでご相談ください。
すぐに転職活動を始めなくてもOKです！
完全無料なので、事務職に対する疑問や不安があれば、まずはその悩みを解決していきましょう。