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高卒フリーターでも就職できる?メリット・デメリットと正社員就職のコツ
高卒フリーターでも就職できる?メリット・デメリットと正社員就職のコツ
結論、高卒フリーターでも正社員就職は可能です!
ただし、理想の企業に就職するためには、高卒フリーターの置かれている現実に向き合う必要があります。
「高卒だけど高収入の会社に就職したい・・・」
「フリーターでも正社員に転職できる?」
このような悩みを持つ方に向けて、今回は『高卒フリーターの就職』をテーマに解説していきます。
この記事でわかることをチェック!
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高卒フリーターの実態
そもそもフリーターとは、どのような定義なのでしょうか。
総務省が定義している内容は以下の通りです。
総務省が定義している内容は以下の通りです。
「フリーター」の定義は、若年のパート・アルバイト及びその希望者
年齢が15〜34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち次の者をいう。
- 雇用者のうち勤め先における呼称がパート・アルバイトの者
- 完全失業者のうち探している仕事の形態がパート・アルバイトの者
- 非労働力人口で、家事も通学のしていないその他の者のうち、就業内定しておらず、希望する仕事の形態がパート・アルバイトの者
概ねフリーターは、雇用形態がパートやアルバイトの人を指す言葉として定着しています。
また、厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査結果の概況」によると、20代で正社員として働いている人は8割に満たないという結果でした。
【20代の労働者割合】
年代 | 正社員 | 正社員以外 |
---|---|---|
20歳〜24歳 | 79.9% | 19.9% |
25歳〜29歳 | 75.7% | 24.2% |
さらに高校卒の正社員雇用率が63.5%の一方で、大学卒の正社員雇用率は87.3%となっています。
高卒で正社員として就職している人はいるものの、大卒者と比べるとかなり低いのが実態です。
高卒フリーターの就職はなぜ難しいのか
高卒フリーターの就職が難しいのは、一体なぜなのでしょうか?
ブランク期間が長いと不利になりやすい
ブランク期間が長いと、採用担当者から「この期間に何をしていたのか」「仕事に慣れるまで時間がかかりそう」など、良くない印象を持たれてしまうかもしれません。
ブランク期間(空白期間)とは、一般的に「正社員として働いていない期間」のことをいいます。
そのため、パートやアルバイトの期間も含まれることになり、フリーター歴が長くなればなるほどブランク期間も延びてしまうのです。 労働政策研究・研修機構が2022年に公表した「労働政策研究報告書 No.213」では、ブランク期間が1年以上空くと、就職率が下降傾向にあるという調査結果も出ています。
参考:労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書 No.213 大都市の若者の就業行動と意識の変容」
正社員になると決意したら、できるだけ早めに就職活動を始めることをおすすめします。
大卒が条件の求人に応募できない
「大卒」が応募条件になっている企業の場合、残念ながら高卒フリーターは選考の対象外です。
なかでも大手企業は「大卒以上」に限定している求人が目立ちます。
しかし、中小企業やベンチャー企業では「学歴不問」の求人も多くあるのです。
もし、高卒フリーターで大手企業に就職したいのなら、ステップアップの前段階にあたる企業へ正社員として就職し、経験と実績を積むのもおすすめです。
大卒と比べて高卒の求人数は少ないため、就職・転職エージェントを活用することで、自分では見つけられないような求人にも出会えるでしょう。
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高卒フリーターが正社員になるメリット
高卒フリーターから正社員に就職すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
メリット1.社会的信用を得られる
フリーターよりも正社員の方が社会的信用を得られるので、クレジットカードやローンの審査に通りやすくなるでしょう。
正社員になると無期雇用契約を結ぶため、よほどのことがない限り解雇されることはありません。
そのため、安定した収入があると判断され、金融機関などからの信用を得られるのです。
メリット2.収入が増える
高卒フリーターが正社員になることで、収入が増えます。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、20代正社員の平均賃金は24万6,150円で、フリーター含む正社員以外の平均賃金は20万5,600円でした。
20代正社員はフリーターよりも4万円ほど賃金が多く、年間にすると48万円以上の差が生まれています。
年齢 | 正社員・正職員の賃金 | 正社員・正職員以外の賃金 |
---|---|---|
20代平均 | 24万6,150円 | 20万5,600円 |
20〜24歳 | 22万8,700円 | 19万4,800円 |
25〜29歳 | 26万3,600円 | 21万6,400円 |
引用:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 雇用形態別にみた賃金」
将来的に結婚や子育てを考えているなら、貯蓄も必要です。
年齢が上がるにつれて正社員とフリーターの収入差は広がるため、生涯賃金を考えると若いうちに正社員を目指したほうがいいでしょう。
メリット3.キャリアアップが目指せる
正社員になると幅広い業務に携わることになり、さまざまなスキルが身につくでしょう。
さらに、フリーターは長く続けても給料が上がりづらいですが、正社員で働くと昇給や昇進のチャンスが増えます。
キャリアアップを目指して仕事に取り組むことで、やりがいを感じながら自己成長できるはずです。 専門的な知識やスキルが身につけば、自身の市場価値が高まり、ハイクラス転職やフリーランスへの転身もできます。
高卒でフリーターのままだとやばい?
「高卒フリーターのままだとやばい」と言われる大きな理由は、フリーター歴が長くなり年齢を重ねると、正社員への就職が難しくなるからです。
フリーターのデメリット
- 応募できる求人が少ない
- 生涯稼げる収入が低い
- 仕事で身につけられるスキルがない
- 結婚がしづらい
高卒フリーターは、雇用や収入が不安定なため、社会的信用が低く、ネガティブなイメージも多い傾向にあります。
正社員として働けば、これらの不安は解消されますが、責任感のある仕事を任されるようになるでしょう。 フリーターのままでいるメリットは、「自由さ」と「身軽さ」かもしれません。
フリーターメリット
- 働く日や時間が比較的自由に選べる
- 趣味や夢を追う活動の時間がとれる
- プライベートを優先しやすい
本当に正社員を目指すのなら、強い意志を持って行動に移す必要があります。
「本気でフリーターから正社員になりたい!」
「正社員になる覚悟が決まらない・・・誰かに相談したい」
このように高卒フリーターで進路に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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高卒フリーターの就活を成功させるポイント
高卒フリーターから正社員就職を成功させるためには、いくつかのポイントがあります。
20代のうちに正社員を目指す
高卒フリーターは、できるかぎり早く就職活動に取り組むことが重要です。
高卒フリーターから正社員になる場合、求人の中途採用枠に応募するケースが多いでしょう。
中途採用を募集している企業の多くは、成長意欲のある20代を積極的に採用する傾向にあります。
とくに「未経験歓迎」の求人は、将来発揮するであろう能力や活躍に期待しているため、できるだけ若い方が有利です。
自己分析から向いてる仕事を見つける
就職活動を成功させるためには、自己分析から強みや適性を理解しておくことが大切になります。
まず、面接の際に「なぜ高卒なのか」「どうしてフリーターになったのか」と問われる可能性が高いです。
フリーター期間中に学んだことなど、自分の強みとなる部分をきちんと話せるようになっておきましょう。
また、正社員として長く勤めるために、自分の価値観や適性に合った就職先を選ぶことも重要になります。
就職・転職エージェントを利用する
高卒フリーターから正社員を目指す場合、就職活動のプロであるエージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントは、さまざまな業界・業種に関する知識が豊富なので、自分に合った就職先も見つけてくれるでしょう。
求人紹介のほかにも、書類作成や面接対策もおこなってくれるサービスもあります。
転職スクールでは、未経験から正社員就職を叶えるためのサポートを、完全無料でおこなっています。
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高卒フリーターにおすすめの職種5選
高卒フリーターにおすすめの職種をご紹介します。
職種の適性も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.営業職
営業の種類
- 個人営業
- 法人営業
営業職は顧客とのコミュニケーションが主な仕事内容です。
未経験フリーターでも、初対面の人との会話に抵抗がなく、ロジカルな思考で話しをするのが上手い人に向いています。
また、営業職はインセンティブ(成果に応じた評価制度)が整っていることもあり、基本給以上の高収入を目指せるでしょう。
営業職はさまざまな業界で必要とされるため、経験を積むことで多彩なキャリアパスも広がります。
2.事務職
事務の種類
- 一般事務
- 営業事務
- 総務事務
- 経理事務
事務職は、コツコツした作業やPCを使った作業が多い職種です。
そのため、フリーターでもWordやExcelなどの実務経験があると有利になります。
基本的に土日休みでオフィスワークができるため、高卒フリーターにも人気の仕事です。
一方で、事務職の求人数に対して希望者が多く倍率が高いため、就職を成功させるにはしっかりと対策をする必要があります。
3.製造職
製造業の種類
- 機械製品
- 化学製品
- 建築加工品
- 食品
- 医薬品
製造職は常に人手が求められ、経験や学歴を問わない求人も多く、高卒フリーターでも就職しやすいといえます。
また、決められた手順の作業が多く、マニュアルが充実している場合もあるため、仕事を覚えやすい環境が整っているでしょう。
さらに、シフト制の勤務体制であれば、ライフスタイルに合わせて働くことも可能です。
ただし、採用担当者は「すぐに辞めてしまわないか」という懸念点を感じやすいので、前向きな志望動機をきちんと用意しておきましょう。
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4.施工管理職
施工管理の種類
- 建築施工管理
- 電気工事施工管理
- 土木工事施工管理
- 造園施工管理
施工管理は、高卒フリーター未経験でも転職可能な専門職です。
主な仕事は工事現場の進行管理で、リーダーとして現場がうまく回るように監督します。
業界全体で人手不足が大きな課題となっており、未経験でも需要が高い職種です。1級もしくは2級の「施工管理技士」という国家資格が取れるので、高卒フリーターから専門職へキャリアチェンジを考えているなら挑戦してみてもいいでしょう。
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5.公務員
公務員の種類
- 市区町村役場職員
- 消防士
- 警察官
- 税務職員
- 刑務官
高卒フリーターで公務員になることは可能です。
地方公務員になるための試験は、難易度別に「大卒程度・短大卒程度・高卒程度」と分類されます。
高卒フリーターから公務員を目指す場合、高卒程度の試験を受験した方が合格率は上がりますが、大卒程度を目指しても構いません。
また、専門職や技術職を目指す際には、関連する資格が求められるケースもあるので、まずは自分がどの仕事をしたいのかを決めましょう。
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まとめ
高卒フリーターから正社員へ就職するためには、できるだけ早く行動に移すのがベストです。
正社員になると、安定した雇用や収入を得ることができます。
ただし、就職するのがゴールではありません。
自分の中で「アルバイトではできないが正社員なら実現できること」を明確にしておかないと、せっかく受かった仕事も長くは続かないでしょう。
転職スクールには、高卒や専門卒で正社員への就職を叶えた先輩がたくさんいます。
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